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宮司プレス
宮司 柴田宣夫
宮司プレスとは…
月1回発行する季節を交えた話題・
祭典行事のご報告する季刊誌です。
最新号  
一

第百二十二六
(一面)

発行 平成二十九年 九月八日
◇宮司の柴田です。 既刊号の第六十四号、さらには、百十七号にも掲載しましたが 「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」、 秋が来たと、目には、はっきりとは見えないけれども、風の音によって、その秋の訪れに気づかされるという、「古今和歌集」秋歌の巻頭歌で、藤原敏行の歌です。 立秋の日に読まれた歌で、実際には、まだ来ぬ秋を思い浮かべてよまれています。 
朝明けが遅く、夜の帳(とばり)が降りてくるのも早くなりつつありまして、日が短くなってきました。 朝明けの境内は、いくらかしのぎやすくなり、まさに、「秋来ぬ」と、秋の気配を感じています。 とうとう、八月の宮司プレスは休刊の運びとなり、せっかく、七月に二回発行したのに、貯金を使い果たし、遅れの累積は、一つ増えて十ヶ月となりました。 この累積を減らし、一月一回の発行という軌道へ導くには、毎月二回の発行を来年六月まで継続しなければなりません。 休刊している場合ではなかったのです。 そのような切羽詰(せっぱつ)まった状況で、なぜ、休刊のに至ったのか、多少なりとも弁解をさせていただきます。 実は、毎年、神職養成講習会の講義、「神社神道概説U」という授業を担当しているのですが、諸般(しょはん)の事情により、今年は、「神社神道概説T」の教科も加わることとなりました。 授業数は、一コマ五十分の授業が、四十四コマ、時間数にして、三十六時間四十分です。 延べ日数にして十日間、山口市の神社庁へ出向しました。
新しい教科は、教案(きょうあん)の作成が間に合わず、授業と教案作成に追われる泥沼の日々だったのです。 「教える」ことは、「学ぶこと」、久しぶりに勉学に勤しんだ夏でした。 受講生は、北は、北海道から南は、宮崎県、十五名、年齢も二十代から六十代まで、職業もさまざま、現役の小学校教諭もいらっしゃいました。 八月二十四日の閉講式では、講師代表の挨拶も仰せつかり、感極まって落涙してしまいました。 加齢のせいでしょうか、涙腺(るいせん)がゆるくなったようです。 吉田松陰先生は、「教授は能わざるも、君等と共に講究せん」という姿勢で、松下村塾の塾生に向き合われました。 さらに、「必ず真に教ふべきことありて師となり、真に学ぶべきことありて師とすべし」と「講孟余話」に述べられています。 師弟共に「何のために学ぶのか」という学問への「志」が大切だと諭(さと)されているのです。 講師である私の力足らずで、悪戦苦闘(あくせんくとう)しながらも、日本人の伝統的信念の別名である神社神道を極めるという「志」のために、共々に学んだ、夏の講習会でした。
◇天変地異という言葉、本来は、寺田寅彦さんが、「天災は忘れたころにやってくる」と述べられたように、、馴染(なじ)み深いものではなかったはずです。 平成二十八年正月に発行した当宮の社報「産土(うぶすな)五十二号」の巻頭言に、「天変地異(てんぺんちい)」というリスクに備えなければならない。 北朝鮮をはじめとする近隣諸国の脅威(きょうい)が、外交上の安全保障とするならば、天変地異への備えは、国内の安全保障といえますと記述)きじゅつ)しました。 前述(ぜんじゅつ)した寺田寅彦さん、「日本は、厳父慈母(げんぷじぼ)の配合よろしき国柄(くにがら)」とも仰(おっしゃ)いました。 時には、テレビに映し出される神様も仏様もないような痛ましい爪痕(つめあと)を残す、まさに厳父です。 しかし、花鳥風月(かちょうふうげつ)、慈しみあふれる姿を見せてくれる、慈母、いずれも、私どもが生かされているこの大自然にほかなりません。 その天変地異の備え、我々にできるのは、三つの備えです。 「物の備え」、そして、「行動の備え」、さらに、「心の備え」なのだそうです。  ◇平安時代の健保(けんぽ)一年に、宮中の行事・儀式・政務などの故実作法(こじつさほう)全般にわたり記され、後世の準則(じゅんそく)となった「禁秘抄(きんぴしょう)を御著(ごちょ)された第八十四代順徳天皇(じゅんんとくてんのう)様は、「神事を先にし他をあとにする。 朝夕に敬神の心をゆるがせにすることはない。 かりそめにも、神宮と内侍所(ないしどころ)に足を向けてやすむことはない」という有名な言葉を残していらっしゃいます。 その大御心に添えるよう、日々、月毎、季節毎のお祭りに、襟を正して、「大難は小難、小難は無難に」と祈る、「心の備え」を大切にせねばと、思いを新たにしています。
◇中国の古い書物「論衡(ろんこう)」に、「五日一風(ごじついっぷう)、十日一雨(じゅうじついちう)」とあります。 天下泰平(てんかたいへい)の世の中を例えるならば、五日に一度、穏やかな風が吹き、十日に一度、静かな雨が降る、そういう世の中なのだと書かれています。 「心の備え」である敬神生活を心がけられて、「五日一風、十日一雨」の天下泰平でありますように。  
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ニ

第百二十六号
(二面)

発行 平成二十九年 九月八日
◇七月、八月の祭典行事報告

▼月次祭 *七月一日、十五日、八月一日、十五日 
▼皇学館大学館友会山口県支部参拝  *七月六日
▼六連島八幡宮七社祭 *七月九日
▼福浦金刀比羅宮月次祭 *七月十日
▼竹の子島天満宮例祭 *七月十五日
▼朝粥会 *七月二十一日
▼下関消防団彦島分団第六部(迫町)
 ポンプ操法大会必勝祈願祭
 *七月二十二日  
▼田の首八幡宮夏越祭 *七月二十二日
▼六連島八幡宮夏越祭 *七月二十五日
▼夏越祭 *七月二十九日〜三十日
▼海士郷恵比寿神社夏越祭 *七月三十一日

◇七月、八月の宮司の行事会議等活動報告

▼八幡宮関係団体
 ◇夏越祭奉納グランドゴルフ大会*七月九日
 ◇敬神婦人会役員会 *七月十一日
 ◇敬神婦人会奉仕作業 *七月二十三日
 ◇奉賛会・維蘇志会夏越祭準備作業 *七月二十七日
▼山口県神社庁、同下関支部関係
 ◇山口県神社総代会役員会 *七月四日
 ◇山口県神社庁役員会 *七月四日
 ◇山口県神社庁支部長事務局長会議 *七月五日
 ◇山口県神社庁教学研究委員会 *七月五日
 ◇山口県八幡宮会 *七月五日
 ◇下関神社総代会、下関市敬神婦人会役員会 *七月十九日
 ◇神職養成講習会開講式 *七月二十四日
 ◇山口県神社庁大麻頒布会議 *七月二十四日
 ◇神職養成講習会講義 *七月二十八日〜二十九日
  ※神社神道概説を担当、八コマ(一コマ五十分、六時間四〇分の授業)
▼下関西ロータリークラブ
 ◇例会 *七月十二日、十九日
▼美祢社会復帰促進センター教誨活動
 *七月十日(集合教誨、女子)
▼その他
 ◇人権擁護委員人権相談 *七月六日
 ◇下関市立西山小学校あいさつ運動 *七月十日
 ◇西山カップサッカー大会開会式出席 *七月十七日
 ◇迫町自治会役員会 *七月十九日

 
■これまでの記録
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