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宮司プレス
宮司 柴田宣夫
宮司プレスとは…
月1回発行する季節を交えた話題・
祭典行事のご報告する季刊誌です。
最新号  
一

第百三十六
(一面)

発行 平成三十年 七月十五日
◇宮司の柴田です。 「梅雨明け十日」という言葉をご存知ですか。 中国地方も例年より早く梅雨が明けたそうですが、梅雨明けからの十日間くらいは、雲ひとつ無く、しかも、灼熱(しゃくねつ)の太陽に覆(おお)われた厳しい暑さの天候が続くそうです。 いよいよ夏本番を迎えました。 西日本におそった豪雨、平成最悪の災害となりました。 尊い命を失われた方々の御冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆様へも、お見舞いを申し上げます。 このたびの豪雨災害は、「平成三十年七月豪雨」と名づけられました。 毎年のように深刻な自然災害が起こっています。 昨年は、九州北部豪雨、一昨年は、熊本大分の地震、平成二十七年は、鬼怒川(きぬがわ)が氾濫(はんらん)した関東の豪雨、平成二十六年は御嶽山(おんたけさん)の噴火と広島の土砂災害等、枚挙に遑(いとま)がありません。 「観測史上初めて」が、流行語大賞に輝いたのは、平成二年の事であります。
◇宮司プレス既刊号である百号にも掲載しましたが、幕末の神道家(しんとうか)である本田親徳(ほんだ ちかあつ)は、
「音に聞き 眼に見えるもの ことごとに
        産土神の 御身にこそあれ」
と詠(よ)まれています。
また、宮司プレス九十七号にも記載しましたが、文明十八年、西暦一四六八年に、吉田神社の神職であった吉田兼邦(よしだ かねくに)は、
「天地の 中にみちたる 草木まで
       神の姿と 見つつ恐れよ」
という和歌を残されています。 哲学者の西田幾多郎先生も、「見えるものは 見えざるものの影」とおっしゃいました。 大自然の海山川、引き起こされる自然災害、草や木まですべてが神様からの恵みであり、なせる業(わざ)なのですから、奇(く)しくも尊(とうと)いものと恐れなければなりません。 言葉には、「魂(たましい)が宿っていると、私共の御先祖様は考えておられました。 それは、私共の心は目に見えません。 その見えない心を形に表したのが、「言葉」「言霊(ことだま)」なのです。 見えざるものの影と恐れ、敬う、このミックスした心を形にあらわしたものが、「畏敬(いけい)」、「畏(かしこ)み」という言葉です。

◇今のように文明も医学も進歩していないころ、身の回りにおこる、ごく一部の不幸な出来事や病気や怪我(けが)は、「ツミ」「ケガレ」からもたらされると考えられていました。 その「ツミ」「ケガレ」を祓(はら)って、ごく一部の不幸な出来事にあわずに、「流行(はや)り病(やまい)」にもかからずに、この夏をのりきり、少しでも幸せな暮らしを祈り願ったのでした。 これが、今月、兼務社、末社を含め斎行(さいこう)する夏越祭です。

◇われわれ人間は、自分の生死を自分でコントロールすることはできません。 天、すなわち神様や自然といった人知(じんち)を越えた大いなる力のもとに存在しています。 まさにそれは、遺伝子研究の世界的権威(けんい)である村上和雄(むらかみ かずお)先生のおっしゃった、「サムシング グレート 大いなるなにものか」ということではないでしょうか。 村上和雄先生によりますと、一つの生命細胞がこの世に生を受ける確率は、一億円の宝くじが百万回続けて当たるほど希有(けう)なことであるそうです。 われわれの命は、奇跡のなにものでもありません。 その尊い命を自然災害でなくしてしまわれたのですから、辛く悲しい出来事であります。 これまで、沢山の方が自然災害で犠牲になられました。 生かされている私共、「至誠則怛(しせいそくだつ)」、辛く悲しい立場にをられる方々のことを思いやる、心を寄せ続けなければなりません。 江戸時代後期の米沢藩主の上杉鷹山(うえすぎ ようざん)の指南役(しなんやく)をつとめた、細川平州(ほそかわ へいしゅう)は、「学思行(がくしこう)相(あい)まって良(りょう)となす」と諭(さと)されました。 学んだことをよく考えて、そして、実行してはじめて、本当に学んだことになるという教えです。
「異常気象」が、日常と化しているなか、私共は、この西日本の豪雨がもたらした「平成三十年七月豪雨」の災害を教訓として、「学思行相まって良となす」、しっかりと、防災減災につとめてまいらなければなりません。  日々の祭典奉仕で、祝詞(のりと)のなかで神様に、「畏み」という言の葉を何回奏上していることでしょう。 今年の夏越祭は、衿(えり)を正して真心こめて、「畏み」という言の葉を奏上し、一意専心、神明奉仕につとめ、祈りをささげなければと思いを新たにしています。 ご自愛を祈ります。
 
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ニ

第百三十六
(二面)

発行 平成三十年 七月十五日
◇七月の祭典行事報告、予定事項

▼月次祭 *七月一日、十五日
▼貴布禰神社月次祭 *七月一日
▼六連島八幡宮七社祭 *七月九日
 ※六連島に鎮座する、貴布禰神社・大歳神社・宗像神社・峯像神社・恵比須神社・西海大明神・荒神社の例祭。「オキヌ替え」ともいわれるお祭り。
▼竹の子島天満宮例祭 *七月十五日
▼朝粥会 *七月二十一日
▼夏越祭
◆田の首八幡宮 *七月二十二日
◆六連島八幡宮 *七月二十五日
 ※六連島の各家のお祓い、戸別祓いを斎行
◆彦島八幡宮 
 ◇前夜祭  *七月二十九日
 ◇御神幸祭 *七月三十日
◆海士郷恵比須神社 *七月三十一日

◇七月の祭典行事報告、予定事項

▼八幡宮関係団体
 ◇とこわか奉納グランドゴルフ会夏越祭杯*七月八日
 ◇敬神婦人会役員会 *七月十一日
 ◇敬神婦人会除草作業奉仕 *七月二十二日
 ◇奉賛会行事委員会・維蘇志会奉仕作業 
  *七月二十七日

▼山口県神社庁、同下関支部関係
 ◇山口県神社庁役員会、支部長事務局長会議
 ◇山口県八幡宮会役員会、総会 *七月四日
 ◇下関支部総代会敬神婦人会役員会 *七月十二日
 ◇神道史研究会総会 *七月十三日
 ◇山口県神社総代会役員会
 ◇教学研究部内「御大礼勉強会」 *七月十七日
 ◇中国地区氏子青年青年神職研修会
  *七月二十一日〜二十二日
 ◇神職養成講習会開講式 
 ◇御世替対策本部会議  *七月二十四日
 ◇神宮大麻都市頒布対策委員会 *七月二十六日
 ◇神職養成講習会「神社神道概説T」講義 
  *七月二十六日、七月二十七日
  ※一コマ五十分の六コマ、五時間

▼その他
 ◇下関西ロータリークラブ 
  ◆習字教室 *七月二日
  ◆例会   *七月十八日
 ◇人権擁護委員
  ◆人権相談 *七月五日
  ◆人権研修 *七月十八日
 ◇迫町自治会役員会 *七月十八日
 ◇社会福祉法人中部少年学院後援会役員会 *七月十六日
 ◇美祢社会復帰促進センター集合教誨 *七月二十三日

 
■これまでの記録
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