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宮司プレス
宮司 柴田宣夫
宮司プレスとは…
月1回発行する季節を交えた話題・
祭典行事のご報告する季刊誌です。
最新号  
一

第百五十一
(一面)

発行 令和2年一月十一日
◇宮司の柴田です。 新年明けましておめでとうございます。 令和になりまして初めての新年、お正月でございます。 令和の輝かしい未来を象徴(しょうちょう)するかのような、清々しい幕明けでございまして、心からおよろこびを申し上げます。 今年初めての宮司プレス百五十一号の発行です。 前号が、昨年の大晦日の発行でしたから、発行の間隔(かんかく)が、十日という快挙でありまして、幸先(さいさき)の良いスタートをきることができました。 
◇令和二年の干支(えと)は、全部で六十通りある組み合わせの三十七番目の「庚子(かのえね)」です。 三十七番目ということは、四で割ると一余(あま)りますので、この庚子の年は、必ず、閏(うるう)年となります。 「庚」は、「こう」と読み、杵(きね)で臼(うす)をついている姿をあらわしています。 そのことから、「改まる、変わる、つながる」という意味です。 だからといって、「革命」などという過激な意味合いではなく、「進化(しんか)」を意味しているのだそうです。 今、わが国は、「課題克服先進国」で、少子超高齢社会のなかで、様々な改革が、進められてまいります。 千利休(せんのりきゅう)さんの道歌(どうか)に、
「稽古(けいこ)とは 一より習い 十を知り
        十よりかえる 元のその一」
と詠(よ)まれています。 振りかえりつつ、悪いところを改めながら、前向きに進んでいく、まさに、螺旋階段(らせんかいだん)を登りつめていくように、スパイラルな成長を遂(と)げるという、まさしく、「進化」なのです。 「子(ね)」は、「孳(じ)」を語源(ごげん)として多産(たさん)を意味しています。 動物では、ネズミが当てられています。 経済の干支格言(えとかくげん)では、「ネズミは繁栄」と言われるように、「ネズミ算」のように子孫繁栄(しそんはんえい)を願ってまいりました。 古事記(こじき)や日本書紀(にほんしょき)には、ネズミにかかわるお話が記されています。 特に有名なのが、大国主命(おおくにぬしのみこと)が、ネズミに助けられたお話です。 大国主命の神使(かみのつかい)は、ネズミとされ、「大黒様(だいこくさま)」として描かれているその姿も、打ち出の小槌(こづち)をもたれ、さらに、米俵と白いネズミを伴っていらっしゃいます。 まさしく、穏やかな日々の暮らしの象徴(しょうちょう)といえるでしょう。
◇まず、「孝神(こうしん)」です。

これは、私の造語(ぞうご)です。 神様に従い、お仕えするという思いを込めて書きました。
令和に入り、自然災害が多く発生し、世界のリスクの一つにも、「地球温暖化による自然災害」というのがランキングしています。 その自然災害は、「科学の宿命」で人知(じんち)の及ばないところではあるのですが、この庚子の年の干支にあやかり、穏やかで豊かな繁栄の暮らしに変わり、そしてそのような暮らしにつながる年であってほしいと願うものです。 「大難(だいなん)は小難(しょうなん) 小難は無難(ぶなん)」に。 そのためには、目に見えない大きな力を恐れ敬うという「畏(かしこ)み」という敬神の思いを強くして、「孝神」、神様に心からしたがいお仕えする敬神生活を心掛けてほしいと願い認(したた)めました。
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◇次に、「孫心(そんしん)」です。

これは、優しい心という意味です。 ペルー原産のテンジクネズミ属の一種で、尾はなく色は様々の「モルモット」、この「モルモット」のお陰で、現代の医学が格段(かくだん)に進歩し、長寿社会になったといっても過言ではありません。 ネズミは、自分を犠牲(ぎせい)にして人の為に命を捧げたのです。 やはり、思いやりのある優しい動物といえるでしょう。 一昨年の暮れから昨年にかけて、私は、敬神生活のキャッチコピーとして、「四K」を提唱してまいりました。 「感謝・謙虚・希望・工夫」です。 今ある命に感謝をして、謙虚に日常を振り返り、悪いところは是正(ぜせい)して、きっとよくなるのだという希望を持ちつつ、創意工夫を怠(おこた)らない生活を心掛ける、これが、四Kの敬神生活です。 さらに、昨年暮れから、「プラス一R」を追加して提唱しておりまして、それは、令和のRではなく、まさに、ネズミの優しさ、「利他(りた)」です。優しい重いやいのある心を持ちたいものだと願いを込めて認めました。
◇さらに、「存命(ぞんめい)」です。
 徒然草(つれづれぐさ)には、「四季はなお序(ついで)であり 死期(しご)は序でを待たず」と記(しる)されています。 四季の移ろいは、春夏秋冬と順番があるのだけれど、人間の命は、老いたると若きとにかかわらず、いつしか、ふいにおとずれると説いています。 そして、別の件(くだり)では、「されば人 死を憎(にく)ばば生(しょう)を愛すべし 存命(ぞんめい)の喜び日々にたのしまざらめや」と書かれています。 今ある命に感謝して、活き活きと人生を楽しみなさいということです。永井荷風(ながい かふう)という作家は、六十路(むそじ)を越えた頃、残り少ないこの余生、好きなことをして暮らそうと、毎晩、銀座を飲み歩いたそうです。 今でいうところの「チョイ悪じいさん」さながらにですね。 その永井荷風さんが残された人生を楽しむ教訓(きょうくん)が、「きょういく」と「きょうよう」です。 
「今日行くところがある」の「きょういく」、「今日用事がある」の「きょうよう」です。 最近では、「きょうかい」が加わっていまして、「きょうかい」、「今日会合がある」です。 神道の信仰の三本柱の一つが、「前向きに人生を楽しむ」とうことですから、「きょういく、きょうよう、きょうかい」で、存命の喜びをわかちあいたいものです。 そのような願いをこめて浄書しました。 それぞれ、オフセットの輪転機で、当宮オリジナルの色紙に印刷をしました。 会社団体の皆様へお頒(わか)ちしています。 御希望の方は、遠慮されずにお申し付けください。 謹呈(きんてい)します。
ご自愛を祈ります。
 
■これまでの記録
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