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宮司プレス
宮司 柴田宣夫
宮司プレスとは…
月1回発行する季節を交えた話題・
祭典行事のご報告する季刊誌です。
最新号  
一

第百二十二三
(一面)

発行 平成二十九年 五月七日
◇宮司の柴田です。 境内の国旗掲揚塔に、「国旗日の丸」のかわりに掲げた「鯉のぼり」が、五月の青空に薫風(くんぷう)をうけて元気よく泳いでいます。 一昨日の五日は、「立夏(りっか)」、私共の装束(しょうぞく)も、「衣替(ころもがえ)」、夏装束になりました。 折節の移ろいは、少しも違わずに、ゆっくり静かに流れています。

◇中国の黄河(こうが)中流に、その名も「竜門(りゅうもん)」という険所(けんしょ)がありました。 後漢書(ごかんしょ)には、この竜門という急流を登りきった「鯉」は、竜になるという伝承がしるされています。 困難ではありますが、そこを突破すれば立身出世が出来る、そのことを「登竜門(とうりゅうもん)」というのは、この伝承にもとづいています。 「鯉のぼり」は、お子様の健やかな成長と立身出世を願って、五月の青空を泳いでいるのです。 

◇さて、境内では、「つつじ」や「藤」の花も見ごろを迎えています。 詩人の佐藤春夫さんは、「花を見ていみじと思う心あらばさて生きよ 昨日今日よし味気なくとも」という詩を残していらっしゃいます。 「花を見て美しいと思う心があるのなら、たとえ、昨日今日がつまらなくても、生きていこうよ」という意味で、苦境に立たされた時にも、そっと背中をおしてくれる詩ではないかと思います。 相田みつをさんも、「美しいと思うあなたの心が美しい」とおっしゃっています。 人生には、三つの坂があるそうです。 上り坂、下り坂、そして、「真坂(まさか)」、その「真坂」の時こそが「登竜門」であり、どのように困難を乗り越えていくか、「どう動くか」が、大事になるのではないでしょうか。 江戸時代後期の国学者、橘曙覧(たちばなのあけみ)さんは、「楽しみは 朝起きいでて きのうまで なかりし花の 咲けるみるとき」という和歌を詠(よ)まれています。 センス オブ ワンダーという感性を研(と)ぎ澄(す)まし、前向きな気持ちになって、人生を楽しむことも神社神道の大事な信仰の柱の一つではないでしょうか。 
◇お待たせしました、宮司プレス第百二十三号の発行です。 毎月、毎月が、遅れの累積を取り戻す登竜門ですが、先月は、まさか(真坂)の休刊、発行が出来ずにとうとう累積は、二桁(ふたけた)、十ヶ月となりました。 宮司プレスの発行は、まさに、「下り坂」です。 
◇我が国は、先の大戦で国破れて山河在り、七十二年を迎えました。 軍国主義から民主主義へパラダイム(枠組み、体制)を百八十度転換しました。 さらに、オイルショックでは、世界一の省エネ国家にモデルチェンジすることに成功しました。 日本人は、危機に直面し、そこを登竜門として、国の形を大胆に変えて乗り切ってきたのです。
◇大正時代に駐日大使(ちゅうにちたいし)をつとめたフランスの詩人グローデルさんは、「大津波、台風、火山の噴火、地震、大洪水などたえず何かの大災害にさらされた日本は、地球上の他のどの地域よりも危険な国であり、つねに警戒を怠ることのできない国である」と述べられました。 実は、現在、日本は、大震災時代の真っただ中にあるそうです。 平成になって気象庁が命名した大地震は十四回、これほどの地震活性期は有史以来、数えるしかないそうであります。 しかも、活性期の終焉(しゅうえん)、ピリオドは、首都直下地震と南海トラフ地震の発生なのだそうです。 しかしながら、大自然は、時には恐ろしい猛威(もうい)を振るいますし、我々人間を容赦(ようしゃ)なく苦しめます。
しかし、私たちを生かしてくれているのも、またこの大自然にほかなりません。 「大量生産、大量消費、大量廃棄(はいき)」の現代社会、「ないものねだり」から、「あるものさがし」、「成長社会」から、「成熟社会」へ舵(かじ)を切り、ありがたいという感謝の心と、おかげさまという謙虚な気持ちで支え合う、「共生社会」を目指したいものです。
◇備中松山藩(びっちゅうまつやまはん、今の岡山県高梁市)の儒学者であった山田方谷(やまだ ほうこく)さんは、「至誠惻怛(しせいそくだつ)」が大切であると説かれました。 人には、他の方々の悲しみ苦しみを慮(おもんばか)る、よくよく考える、思いめぐらす、思いやる、誠の心が大事だと説かれたのです。 震災のこと、神も仏もない災害を被災された方々のことを忘れない、「至誠惻怛」の心こそ、「共生社会」に必要不可欠で、これからの登竜門の心掛けになるのではないでしょうか。 ご自愛を祈ります。
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ニ

第百二十三号
(二面)

発行 平成二十九年 五月七日
◇三月の祭典行事報告

▼月次祭 *三月一日、十五日 
▼福浦金刀比羅宮月次祭 *三月十日
▼南風泊恵比須神社例祭 *三月十五日
▼春季祖霊祭 *三月二十日
 ※家の宗旨が神道の方の合同の祖霊祭、
   終了後、宮司より記念講演
▼朝粥会 *三月二十日 
▼呉市高尾神社敬神婦人会正式参拝

  *三月二十九日 


◇三月の宮司の行事会議等活動報告
▼八幡宮関係団体
 ◇彦島八幡宮リーグ役員会*三月十三日
 ◇敬神婦人会監査会、役員会*三月十四日
 ◇維蘇志会三月例会 *三月十五日
 ◇神道会総会 *三月二十日
 ◇神道会会員へ祖霊祭の粗品配布
 ◇奉納とこわかグランドゴルフ会世話人会
   *三月二十五日
 ◇彦島八幡宮リーグ三役会*三月三十日
 ◇維蘇志会監査会、役員会*三月三十一日
▼山口県神社庁、同下関支部関係
 ◇神宮大麻都市頒布対策担当者研修会
  *三月六日〜七日 於 伊勢神宮
 ◇山口県神社庁祈年祭、神宮大麻頒布推進会議
  *三月十六日
 ◇憲法改正研修会 *三月十八日
 ◇山口県敬神婦人連合会内野副会長葬儀参列
  *三月十九日
 ◇山口県神社庁下関支部神宮大麻頒布終了奉告祭、
   支部研修会*三月二十七日
 ◇山口県神社庁祭式研修会、教学研究大会
  *三月二十三日〜二十四日
 ◇山口県神社庁下関支部施設慰問(梅花苑、陽光苑)
  *三月二十七日
 ◇山口県神社庁教化講師会講演講師養成研修会
  *三月二十九日
▼教誨(きょうかい)活動
 ※美祢社会復帰促進センター
 ◇集合教誨男子 *三月十三日
 ◇集合教誨女子 *三月二十七日
▼下関西ロータリークラブ
 ◇例会 *三月八日、二十二日
 ◇理事会 *三月二十二日
▼その他
 ◇下関市立玄洋中学校卒業式*三月九日
 ◇下関市立西山小学校お礼の会に出席
  *三月十日



◇下関市立西山小学校卒業式*三月十七日
 
■これまでの記録
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